高齢者の施設の説明11.サービス付き高齢者向け住宅15.(安否確認)とは
高齢者の施設の説明11.サービス付き高齢者向け住宅15.(安否確認)
高齢者の施設の説明11.サービス付き高齢者向け住宅15.(安否確認)について説明させて頂きます。
高齢者施設についてというページで各高齢者住宅・施設の説明をしていますが、説明不足の点もありますので、ひとつひとつ詳細を説明したいと思います。
※高齢者施設・住宅
高齢者施設・住宅というと、多くの方が特別養護老人ホームと、有料老人ホームを思い浮かべると思います。しかし実際には、下記の表の通り多くの種類があります。今回はその中でもご存じない方も多いと思います『サービス付き高齢者向け住宅15.(安否確認)』について詳しく説明します。
介護保険3施設 | 公的な低額施設・住宅 | 民間運営施設 |
①特別養護老人ホーム | ④養護老人ホーム | ⑨グループホーム |
②介護老人保健施設 | ⑤軽費老人ホーム(A型・B型) | ⑩有料老人ホーム |
③介護療養型医療施設 | ⑥都市型軽費老人ホーム | ※⑪サービス付き高齢者向け住宅 |
⑦ケアハウス | ||
⑧シルバーハウジング | ||
サービス付き高齢者向け住宅15.(安否確認)の説明
※概要
サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)の(安否確認)についてまとめました。
<はじめに>
安否確認はケアの専門家が日中において行なうものと義務付けられていますが、どのようにやるかという明確な定めはありません。
ですので、運営会社によってそのやり方は様々です。
ここで安否確認の例を列挙していきたいと思います。
各運営会社は下記にあげるものを組み合わせたりして、安否確認を行っています。
<人的な安否確認の例>
※朝10時にインターホンで確認/訪問
※毎食時に確認
※朝食後と夕食後に確認
※夜間に目視で確認
※夜間に口元に手を当てて呼吸を確認
<システム的な安否確認の例>
※電気・ガス等の使用状況で確認
※感知センサー型
居室のそれぞれの場所にセンサーを付けて普段の行動パターンと違う行動をした場合にアラート通知されます。
※ビデオカメラ
有料老人ホームで使っているところがありました。(希望する方のみ)
※居場所がわかるような装置を身につけてもらう(認知症の方の場合等)
システム的な安否確認は、見守られる側の高齢者は特に手を煩わす必要はなく、普段通りの生活をしていれば良いのが利点です。また緊急時対応という面で、緊急通報サービスがありますが、緊急通報サービスは利用者になんらかの異常事態が発生した時に、利用者自身が知らせなくてはなりません。しかし、システム装置がついていれば、利用者が自身で知らせることができない場合にも異常を知らせることができます。
ただ、
サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)では、上記の様なシステム的な安否確認はそこまで普及していません。理由としては、設備投資面であったり、サービス付き高齢者向け住宅の利用者がまだ自立~軽度の要介護者が多いこと、また実際にシステムを入れてアラートが増えることによってかえって人員が必要になってしまうことが考えられます。サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)の安否確認は運営会社によって様々ですので、しっかり内容を確認し、他の住宅や施設と比べる際の判断材料にしましょう。
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