高齢者の施設の説明11.サービス付き高齢者向け住宅11.(退去要因)とは
高齢者の施設の説明11.サービス付き高齢者向け住宅11.(退去要因)について説明させて頂きます。
高齢者施設についてというページで各高齢者住宅・施設の説明をしていますが、説明不足の点もありますので、ひとつひとつ詳細を説明したいと思います。
※高齢者施設・住宅
高齢者施設・住宅というと、多くの方が特別養護老人ホームと、有料老人ホームを思い浮かべると思います。しかし実際には、下記の表の通り多くの種類があります。今回はその中でもご存じない方も多いと思います『サービス付き高齢者向け住宅11.(退去要因)』について詳しく説明します。
介護保険3施設 | 公的な低額施設・住宅 | 民間運営施設 |
①特別養護老人ホーム | ④養護老人ホーム | ⑨グループホーム |
②介護老人保健施設 | ⑤軽費老人ホーム(A型・B型) | ⑩有料老人ホーム |
③介護療養型医療施設 | ⑥都市型軽費老人ホーム | ※⑪サービス付き高齢者向け住宅 |
⑦ケアハウス | ||
⑧シルバーハウジング | ||
サービス付き高齢者向け住宅11.(退去要因)の説明
※概要
サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)の(退去要因)についてまとめました。
<はじめに>
サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)は、『退去要件』はありませんが、『退去要因』はしっかり把握しておきましょう。
サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)の退去要因について説明していきたいと思います。
サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)は、身体的な状況を理由に住宅から退去を強制することはできません。
住宅側から強制することはありませんが、サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)のサービスが『身体的』『経済的』に入居者が不便となった場合に退去の要因となります。
では具体的な退去要因を列挙します。
1. 死亡退去
ご入居者・高齢者がお亡くなりになった場合は、退去要因となります。
2. 長期入院
長期の入院の際は、その期間も一般的に食費以外の月額利用料が発生するため退去要因となります。
3. 身体状況の悪化
もともと自立向けのサービス付き高齢者向け住宅については、スタッフも配置が少なく、事業所も併設していないなど、十分な介護サポートができないところもあります。
その為、身の回りのことができなくなった時に不便を感じることがあります。
また、医療行為が必要になった場合は、外部サービスである訪問看護の利用をすることになりますが、継続的な対応が困難の場合や、対応できない住宅もあります。
(高齢者の医療行為についてはまた後で説明します。)
4. 経済的な事情
貯金を切り崩して生活されている場合に、貯金が尽きてしまう場合があります。
また、高齢者の介護サービスは介護保険の適用がありますが、状態によってサービス費が限度額を超えて実費費用を負担することになり、経済的な負担がかかる場合があります。
5. 共同生活困難
重度の認知症等で、夜間の徘徊や暴言、暴力行為等により共同生活が困難になる場合があります。
6. ご本人の意思
様々な事情等により、高齢者ご本人の意思により退去されることもあります。
高齢者の安い介護費用や老人ホーム、老人保健施設、年金などについての一覧です。
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