高齢者の施設の説明11.サービス付き高齢者向け住宅9.(併設施設)とは
高齢者の施設の説明11.サービス付き高齢者向け住宅9.(併設施設)について説明させて頂きます。
高齢者施設についてというページで各高齢者住宅・施設の説明をしていますが、説明不足の点もありますので、ひとつひとつ詳細を説明したいと思います。
※高齢者施設・住宅
高齢者施設・住宅というと、多くの方が特別養護老人ホームと、有料老人ホームを思い浮かべると思います。しかし実際には、下記の表の通り多くの種類があります。今回はその中でもご存じない方も多いと思います『サービス付き高齢者向け住宅9.(併設施設)』について詳しく説明します。
介護保険3施設 | 公的な低額施設・住宅 | 民間運営施設 |
①特別養護老人ホーム | ④養護老人ホーム | ⑨グループホーム |
②介護老人保健施設 | ⑤軽費老人ホーム(A型・B型) | ⑩有料老人ホーム |
③介護療養型医療施設 | ⑥都市型軽費老人ホーム | ※⑪サービス付き高齢者向け住宅 |
⑦ケアハウス | ||
⑧シルバーハウジング | ||
サービス付き高齢者向け住宅9.(併設施設)の説明
※概要
サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)の(併設施設)についてまとめました。
<はじめに>
サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)は、様々な施設が併設可能です。どのようなものがあるかしっかり理解しましょう。
※居宅介護支援事業所
居宅介護支援事業所は居宅において介護保険で受けられる指定居宅サービス や特例居宅介護サービスなどの紹介、いろいろなサービスの調整、居宅支援 サービス費にかかる費用の計算や請求などを要介護者の代わりに行います。
居宅介護支援事業所には介護支援専門員(ケアマネージャー)が常勤でいることが義務づけられ、要介護者の依頼を受けて、心身の状況、環境、要介護者や家族の希望等 を考慮して介護支援計画(ケアプラン)を作成したり、その他の介護に関する専門的な相談に応じることとなっています。
ケアマネージャーが常駐していることで、利用者は相談しやすい環境となり、安心感が得られます。
※訪問介護事業所
訪問介護員(ホームヘルパー)が居宅を訪問して、入浴、排泄、食事等の介護等、日常生活上の世話、掃除、洗濯、通院等のための乗車又は降車の介助等を行うための事業所です。
ヘルパーさんが近くにいるという安心が得られます。
※訪問看護事業所(訪問看護ステーション)
医師の指示に基づき看護職員が自宅療養している人を定期的に訪問し、健康チェックや療養の世話・助言などを行うための事業所です。2011年3月11日発生の東日本大震災で、特例措置として期限付きで職員1人による開業が認められました。
併設されることにより、医療行為が必要な方は、安心して利用できます。
※通所リハビリテーション事業所
要介護認定者等に理学療法、作業療法、その他必要なリハビリテーションを行う施設となります。
併設されていることにより、リハビリテーションが受けに行きやすい環境にあります。
※通所介護事業所(ディサービス)
通所介護施設等に通い、健康チェック、入浴、食事等の提供を行い、日常生活上の世話、機能訓練を行うところです。
また、
高齢者利用者の
①心身機能の維持向上
②社会的孤立感の解消
③介護者の負担軽減を大きな目的としています。
併設により、移動による料金がかからないため、一般に通うより割安で利用可能となります。
※クリニック・診療所
クリニック・診療所が併設されることにより、医療連携が充実しており、医療行為が必要な方はより安心して利用可能となります。
※まとめ
このように、サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)には、様々な施設と併設されることにより、様々なタイプに分かれます。設備・サービスだけでなく、併設施設もしっかり確認し、ご高齢者にとって一番合った住宅を選ぶ必要があります。
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