厚生労働省|社会・援護局障害保健福祉部|精神保健医療福祉について
平成23年9月27日(火)障害保健福祉関係担当者会議資料厚生労働省|社会・援護局障害保健福祉部
精神保健医療福祉について
目 次
(1) 精神保健医療福祉の現状・課題について 1
精神疾患の患者数傷病別の医療機関にかかっている患者数の年次推移
精神疾患外来患者の疾病別内訳
精神病床入院患者の疾病別内訳
精神病床数および入院患者数の変化
病床数(諸外国との比較)精神病床の平均在院日数の推移
精神病床の統合失調症入院患者数の将来推計
精神病床入院患者の年齢分布
高齢者の認知症疾患を主傷病名とする入院患者の病床別割合の年次推移
高齢者の認知症外来患者数の年次推移
気分障害患者数の推移精神保健福祉施策の改革ビジョンの枠組み
「精神保健医療福祉の更なる改革に向けて」概要
障害者制度改革の推進のための基本的な方向について(6月29日閣議決定) 【概要】
障害者制度改革の推進のための基本的な方向について
障害者制度改革の推進のための基本的な方向(第一次意見)
障害者制度改革の推進のための基本的な方向(第二次意見)
新たな地域精神保健医療体制の構築に向けた検討チーム
アウトリーチ支援実現に向けた考え方
精神障害者アウトリーチ推進事業のイメージ
(2) 精神科救急医療体制に関する検討会報告書について 25
精神保健福祉法の一部改正について (平成24年4月1日施行予定)
精神科救急医療体制に関する検討会
精神科救急医療体制に関する検討会 報告書 概要(案)
精神科救急医療体制に関する検討会 報告書 概要(案)
(3) 認知症に関する目標値について 31
新たな地域精神保健医療体制の構築に向けた検討チーム(第2R:認知症と精神科医療) とりまとめ 概要(案) ①現状と課題)
新たな地域精神保健医療体制の構築に向けた検討チーム(第2R:認知症と精神科医療) とりまとめ 概要(案) ②基本的な考え方
新たな地域精神保健医療体制の構築に向けた検討チーム(第2R:認知症と精神科医療) とりまとめ 概要(案) ③具体的な方向性
新たな地域精神保健医療体制の構築に向けた検討チーム(第2R:認知症と精神科医療) とりまとめ 概要(案) ④認知症を考慮した目標値
(4) 保護者制度の見直しについて 37
保護者制度・入院制度についての検討
保護者制度の概要保護者制度について指摘されている問題点
保護者に課せられた各義務規定に関する現時点での整理
精神保健及び精神障害者福祉に関する法律に基づく入院形態について
医療計画に記載すべき疾病への精神疾患の追加について
(5) 精神障害者社会適用訓練事業について 45
精神障害者社会適用訓練事業
現状と課題
① 医療機関を受療す高齢者のる認知症患者は急速に増加傾向
② 認知症の入院患者約7.5万人のうち、精神病床に入院する患者は約7割を占める
③ 約7割近くが、特別な管理(入院治療)または日常的な管理(外来治療) を要する身体合併症を有している
④ 入院患者のうち、居住先や支援が整えば、近い将来には、退院が可能と回答した患者は約5割
⑤ 精神病院に入院している高齢者の認知症患者の精神症状等で、ほぼ毎日のものは、「意思の疎通困難」約4割、「徘徊」約3割、「大声」約2割である
⑥ 精神病院に入院している認知症患者のADLは、身体能力として出来るはずのADLに比べ、抵抗などを踏まえた実際のADLは、いずれの項目でも困難度は増加
基本的な考え方
高齢者の認知症の方への支援に当たっては、ご本人の思いを尊重し、残された力を最大限生かしていけるような支援をすることを前提とする。
そ上対する精神科医療の役割としては基本的な考え方
ので、認知症患者に、以下の点を、基本的な考え方とすべきである。
① 認知症の早期から、専門医療機関による正確な診断を受けることができるよう体制の整備を目指す。
② 入院を前提と考えるのではなく、地域での生活を支えるための精神科医療とする。その際、アウトリーチ(訪問支援)や外来機能の充実を図り、本 人だけではなく、家族や介護者も含めて支援していく。
③ BPSDや身体疾患の合併により入院が必要となる場合には、速やかに症状の軽減を目指し、退院を促進する。また、そのような医療を提供できる 体制の整備を目指す。
④ 症状の面からみて退院可能と判断される患者が地域の生活の場で暮らせるようにするため、高齢者の認知症の方の生活を支える介護保険サービスを初め とする必要なサービスの包括的、継続的な提供の推進等により地域で受入れていくためのシステムづくりを進める。
⑤ このため、退院支援・地域連携クリティカルパスの開発、導入を通じて、入院時から退院後の生活への道筋を明らかにする取組を進める。
⑥ 症状が改善しないため入院の継続が必要な方に対して、療養環境に配慮した適切な医療を提供する。
⑦ 地域の中で、精神科の専門医療機関として、介護や福祉との連携、地域住民への啓発活動に積極的な機能を果たす。
具体的な方向性
1 高齢者の認知症患者に対する精神科医療の役割の明確化
(1)地域での生活を支えるための精神科医療(2)BPSDを有する患者への精神科医療
(3)身体疾患を合併している認知症患者への入院医療(4)地域全体の支援機能
2 現在入院している認知症患者への対応及び今後症状の面からみて退院可能と 思われる患者が地域の生活の場で暮らせるようにするための取組
(1)認知症に対する医療側と介護側との認識を共有化するための取組
(2)症状の面からみて退院可能と判断される高齢者の認知症患者の円滑な移行のための受け皿や支援の整備
要点
高齢者や障がい者市民が、安心して暮らせるような、関係機関及び各自治体と連携をとりながら整合性のある施策を打って下さい・・!安心して暮らせるように迅速に行って欲しいです・・!
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