高齢者の施設の説明11.サービス付き高齢者向け住宅3.(サービスとは)とは
高齢者の施設の説明11.サービス付き高齢者向け住宅3.(サービスとは)について説明させて頂きます。
高齢者施設についてというページで各高齢者住宅・施設の説明をしていますが、説明不足の点もありますので、ひとつひとつ詳細を説明したいと思います。
※高齢者施設・住宅
高齢者施設・住宅というと、多くの方が特別養護老人ホームと、有料老人ホームを思い浮かべると思います。しかし実際には、下記の表の通り多くの種類があります。今回はその中でもご存じない方も多いと思います『サービス付き高齢者向け住宅3.(サービスとは)』について詳しく説明します。
介護保険3施設 | 公的な低額施設・住宅 | 民間運営施設 |
①特別養護老人ホーム | ④養護老人ホーム | ⑨グループホーム |
②介護老人保健施設 | ⑤軽費老人ホーム(A型・B型) | ⑩有料老人ホーム |
③介護療養型医療施設 | ⑥都市型軽費老人ホーム | ※⑪サービス付き高齢者向け住宅 |
⑦ケアハウス | ||
⑧シルバーハウジング | ||
サービス付き高齢者向け住宅3.(サービスとは)の説明
※概要
サービスとは、サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)のサービスとは介護サービスではありません。安否確認と生活相談です。介護サービスは外部からのサービスとなります。
<はじめに>
サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)の「サービス」について掘り下げて説明していこうと思います。
サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)のサービスとは、サービス付き高齢者向け住宅入門①(概要)で説明したように、①安否確認②生活相談の二つです。
では①安否確認と②生活相談とはどんなサービスなのか、イメージがつきにくいと思いますので、説明します。
①安否確認
安否確認は、定期的に訪室したり、食事時に食堂へ集まる機会に健在かどうかの確認をすること等により行います。
ケアの専門家が日中において行うものと義務付けられていますが、運用方法は運営会社によってまちまちです。
毎朝食事後に行うところもあれば、夜間も確認するというところもあります。居室の一定の場所に人管センサーを装備している住宅もあります。
ケアの専門家の常駐時間の義務は日中であるため、夜間等の専門家の不在時間の緊急時の対応は、部屋に備えた緊急通報装置よっておこなわれます。
もちろん24時間ケアの専門家が常駐している住宅もあります。
(関連記事:サービス付き高齢者向け住宅入門⑮(安否確認))
②生活相談
生活相談は、室内で起きた困りごとや、介護や生活サービス全般の相談や手配、ご家族からの伝達代行などがあります。
具体例を上げると、電球がきれてしまったとか、出かけるのにバスの時間を知りたいなども含まれます。
ここまで読まれて、高齢者の介護サービスは?と思われた方がいらっしゃるかと思いますが、あくまでサービス付き高齢者向け住宅は住宅(サ高住)なので、介護・医療などは通常の自宅にいるのと同様で、外部からのサービスになります。
従って、安否確認・生活相談サービス以外のサービスは、物件ごとに異なります。
住宅の中に訪問介護事業所が併設されていたり、クリニックが併設されていたり、様々なケースがあります。(関連記事:サービス付き高齢者向け住宅入門⑨(併設施設))
サービス付き高齢者住宅を選ぶ際は、設備面のみならず、しっかりと自身にあったサービスが提供されるところを選ぶことが特に重要となります。
高齢者の安い介護費用や老人ホーム、老人保健施設、年金などについての一覧です。
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