高齢者のリバースモーゲージ制度、要保護者世帯向け長期生活支援金貸付について
サービス付き高齢者向け住宅、住宅型有料老人ホームの分析(全国)
要保護者世帯向け長期生活支援金貸付、リバースモーゲージ制度について
厚生労働省は、2007年度からは、高齢者世帯を対象に、要保護者世帯向け長期生活支援金貸付、リバースモーゲージという制度を創設し、生活保護制度より優先適用しています。
概要
リバースモーゲージとは、自宅を担保とした融資であり、その資金を老後の生活に活用し、主に契約者が亡くなった時に自宅を売却することで融資を返済する仕組みです。
通常の融資では、月日の経過とともに返済が進み、借入残高が減っていきますが、リバースモーゲージの場合は逆に、月日の経過とともに借入残高が増えていきます。そのため、リバース(反対)モーゲージ(自己担保融資)と呼ばれています。
ここでリバースモーゲージのメリット・デメリットを考えてみましょう。
メリット
リバースモーゲージのメリットは、自宅に住みながらも貸付を受けられることです。 高齢者になればなるほど「お金が必要となっても、働いて確保することが難しくなる」という面がありますが、この制度を利用することで持ち家に住みながら生活資金を得ることが可能となります。 また、この仕組みは、子供も独立したので、今の家は広すぎる、サービス付き高齢者向け住宅に入居したい、有料老人ホームに入居したいといった人にも、利用が可能です。
デメリット
メリットがある一方でデメリットもおさえておかなければなりません。
デメリットとしては、まずは「利用条件により、全員が利用できるわけではない」ということです。
自治体や金融機関によって利用できる条件には違いがありますが、主に「マンションや借地権つき住宅などは利用できない」「自宅の評価額(土地のみ)が一定以上でないと利用できない」「地価下落や金利上昇などがあると、融資額の減額や打ち切りのリスクもある」といったものがあげられます。
また、地価が下落した場合に、担保不足となり融資額の減額・融資そのものの打ち切りといった事態も起こりえます。
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