吹田市生活保護級地基準1の概要
サービス付き高齢者向け住宅、住宅型有料老人ホーム、アンケート及び登録情報集計結果概略(全国)
2.入居者の平均要介護度別の入居動機
【サービス付き高齢者向け住宅】
「平均要介護度2以上3未満」及び「平均要介護度3以上」では「介護が必要になったため」 がほとんどを占めた。「平均要介護度2未満」では「介護が必要になったため」は60.6%とな り、「介護が必要になった時に備えて」が33.8%であった。
【住宅型有料老人ホーム】
サービス付き高齢者向け住宅とほとんど同じ傾向であり、「平均要介護度2以上3未満」及 び「平均要介護度3以上」では「介護が必要になったため」がほとんどを占め、「平均要介護 度2未満」では「介護が必要になった時に備えて」が31.3%と比較的高くみられた。
3.想定する入居者の所得層別の入居動機
【サービス付き高齢者向け住宅】
「低所得層」を対象としたものでは、「介護が必要になったため」が86.4%と、「中間所得層」 「高所得層」を対象としたものと比較して高く、一方で「介護が必要になった時に備えて」は 19.1%と低かった。逆に「高所得層」を対象としたものでは、「介護が必要になった時に備え て」が33.9%と比較的高かった。
【住宅型有料老人ホーム】
所得層に関わらず「介護が必要になったため」がほとんどを占めた。「高所得層」を対象と したものでは、「介護が必要になった時に備えて」が28.6%と比較的多くみられた。
⑥要医療者の有無と、医療内容別人数
※本アンケートにおいて要医療者は、「喀痰吸引」「経管栄養」「人工透析」「点滴」「膀胱カテーテル」「酸素療 法」「疼痛管理」を受けている入居者とした。いずれかに該当する者が1人以上入居している場合に、要医療 者ありの物件とした。
※特に住宅側の関与や、医療機関との連携が必要と考えられる、「喀痰吸引」「経管栄養」「点滴」「疼痛管理」 に該当する入居者がいる物件を医療対応が可能な物件と想定し、別途集計を行った。
【サービス付き高齢者向け住宅】
約半数の49.6%の物件でいずれかの医療を必要とする者が入居しており、個別内容では「酸 素療法」が23.5%と最も高く、次いで「膀胱カテーテル」(19.1%)、「人工透析」(17.4%)で あった。 「喀痰吸引」は8.8%、「経管栄養」は13.7%、「点滴」は6.0%、「疼痛管理」は5.7%であ り、これらのうちいずれか1つ以上に該当する者が入居している物件は22.0%であった。
【住宅型有料老人ホーム】
半数強の53.1%でいずれかの医療を必要とする者が入居しており、個別内容では「膀胱カテ ーテル」が25.3%で最も多かった。 「喀痰吸引」は15.8%、「経管栄養」は22.2%、「点滴」は7.2%、「疼痛管理」は5.8%で あり、特に「喀痰吸引」と「経管栄養」に関してはサービス付き高齢者向け住宅よりも必要と する入居者のいる割合がかなり高かった。これらのうちのいずれか1つ以上に該当する者が入 居している物件は23.4%であった。
⑦「認知症高齢者の日常生活自立度判定基準」の把握について
※認知症高齢者の日常生活自立度判定基準については資料6を参照
【サービス付き高齢者向け住宅】
約60%の入居者について、「認知症高齢者の日常生活自立度判定基準」を「把握している」 との回答であった(「自立」と把握している者を含む)。 把握している入居者のうち、判定基準「Ⅰ」29.2%、「Ⅱ」が28.8%であり、約58%が「Ⅰ」 「Ⅱ」であった。判定基準「Ⅲ」は18.2%、「Ⅳ」8.5%、「M」1.8%と中~重度の認知症のあ る入居者が一定程度みられた。
【住宅型有料老人ホーム】
約72%の入居者について「把握している」との回答であった(「自立」と把握している者を 含む)。 そのうち判定基準「Ⅰ」が19.7%、「Ⅱ」が26.2%、「Ⅲ」が25.6%であった。「Ⅳ」「M」 もそれぞれ15.8%、3.8%あり、全体としてサービス付き高齢者向け住宅よりも認知症の重い 者が入居している傾向がみられた。
⑧従前居住場所
1.従前居住場所
【サービス付き高齢者向け住宅】
「自宅・親族の家」が57.2%と最も多く、次いで「医療機関」からが18.1%であった。「介 護保険三施設」からの入居は4.8%、「有料老人ホーム」からは2.6%であった。 「自宅・親族の家」から入居と回答した場合の内訳は、「持家・独居」が44.9%と最も多く、 「持家・独居以外」は24.6%、「借家・独居」が13.0%、「借家・独居以外」は2.7%であった。 「独居」からの入居の合計は69.7%で「独居以外」が30.3%であった。「持家」からの入居 の合計は69.5%、「借家」からは15.7%であった。
【住宅型有料老人ホーム】
「自宅・親族の家」が51.4%と最も多く、次いで「医療機関」からが28.2%であった。サ ービス付き高齢者向け住宅と比較すると「医療機関」からの割合が多く、「自宅・親族の家か ら」は少なかった。 「介護保険三施設」からの入居は5.2%、「他の有料老人ホーム」からは4.2%であった。 「自宅・親族の家」からの入居の場合の内訳は、「持家・独居」が38.2%、「持家・独居以外」 は32.7%であった。「借家・独居」からは12.9%、「借家・独居以外」は3.4%であった。
「独居」からの入居の合計は59.5%、「独居以外」からは40.5%であった。「持家」からの 入居の合計は70.9%、「借家」からは16.3%であった。
2.平均要介護度別の従前居住場所
【サービス付き高齢者向け住宅】
平均要介護度が低いほど、「自宅や親族の家」からの入居割合が高くなり、逆に平均要介護 度が高いほど「医療機関」からの入居割合が高くなる傾向がみられた。
【住宅型有料老人ホーム】
サービス付き高齢者向け住宅と同様の傾向であるが、平均要介護度が低いと「自宅や親族の 家」から、高いと「医療機関」からという傾向がよりはっきりとみられた。特に「平均要介護 度3以上」においては「自宅や親族の家」と「医療機関」が同じ割合となった。
3.想定する所得層
【サービス付き高齢者向け住宅】
想定する所得層が高いほど「自宅や親族の家」からの入居割合が高くなり、低いほど「医療 機関」からの入居割合が高くなった。
【住宅型有料老人ホーム】
サービス付き高齢者向け住宅と同様の傾向であるが、より傾向が顕著にみられた。
⑨退去者数及び退去先
※ここ1年5ヶ月間(平成23 年4月~24 年8月)に退去した者の数及び退去先について。
※各物件の退去者数に関しては、平成23 年4月以前に入居を開始している物件のみを対象。
※退去先に関しては、すべての入居開始物件の退去者を対象。
【サービス付き高齢者向け住宅】
物件ごとのここ1年5ヶ月間の退去者数は、「0~4人」が29.9%、「5~9人」が27.2% であった。この期間の物件ごとの退去者数の平均は9.8 人であった。 退去先としては、「死亡による退去」が23.9%と最も多く、次いで「医療機関への入院」の 17.2%、「家族・親族宅」の12.3%となった。 「特養への入居」は7.2%、「グループホームへの入居」は4.0%、「介護付き有料老人ホー ム(特定施設)への入居」は5.0%となった。「他のサービス付き高齢者向け住宅や住宅型有料 老人ホーム」という回答も5.2%あった。 「不明・把握していない」という回答は7.8%あった。
【住宅型有料老人ホーム】
物件ごとのここ1年5ヶ月間の退去者数は、「0~4人」が41.4%、「5~9人」が26.5% であった。この期間の物件ごとの退去者数の平均は8.0 人であった。 退去先としては、「死亡による退去」が30.3%と最も多く、次いで「医療機関への入院」の 27.3%であった。 「特養への入居」は10.1%、「グループホームへの入居」は3.7%、「介護付き有料老人ホー ム(特定施設)への入居」は3.1%であった。「他の住宅型有料老人ホームやサービス付き高齢 者向け住宅への入居」は約5.3%であった。 「不明・把握していない」という回答は1.1%と少なかった。
高齢者の安い介護費用や老人ホーム、老人保健施設、年金などについての一覧です。
■全国からのお問合せで福祉事務所の窓口・生活保護申請等につきましては→生活保護問題対策全国会議■でお願いします。
一部、私たちの税金などで賄われている サイト等のリンク及び情報が含まれています。
■学生生活110番は、キャンパスライフを24時間365日サポートします。→学生生活110番■でお願いします。